記憶の道、平和の石
平和踏み石、記憶写真展
日本語プログラム(PDF)
“記憶の道、平和の石” ―平和の踏み石、記憶の写真展―
特別プログラム:写真と共にするトークコンサート
&平和フィールドワーク
1997年、強制動員、強制労働犠牲者の遺骨発掘と、東アジア市民達の平和的な出会いを目的として始まった「東アジア共同ワークショップ」は、今年で25周年を迎えました。社団法人平和の踏み石は「東アジア共同ワークショップ」25周年を記念して、これまでの活動を振り返る写真展と特別プログラムを企画しました。 写真展のタイトルは“記憶の道、平和の石”です。この写真展には、これまでの25年間、東アジアの市民たちが自発的に実践し続けて来た強制動員、強制労働犠牲者の遺骨発掘と「70年ぶりの里帰り」の意義が込められています。また、この間、東アジアの平和的な出会いと未来のために共に悩み、考えてきた参加者達の姿にも出会うことができます。
今回の“記憶の道、平和の石”写真展では、参加者と共に作る二つの特別プログラムをご用意しました。一つ目の特別プログラムである『写真と共にするトークコンサート』は、「東アジア共同ワークショップ」に参加した、記憶活動家たちとの語り合いの時間です。 まず、「東アジア共同ワークショップ」を最初に企画した鄭炳浩(チョン ビョンホ/漢陽大学 名誉教授、文化人類学者)さんと、殿平善彦(本願寺派一乗寺 住職、笹の墓標展示館再生実行委員会 共同代表)さんのトークコンサートです。 次に、矢島宰(写真作家、正義記憶連帯)さんと、鄭有盛(チョン ユソン/社団法人平和の踏み石 理事長、西江大学 名誉教授)さんのトークコンサートです。 矢島宰さんは「東アジア共同ワークショップ」への参加をきっかけに、日本、ドイツ、韓国などで、反人道的強制動員で犠牲になった方々の話を写真で記録する記憶活動家です。
二つ目の特別プログラムは『平和フィールドワーク』です。このプログラムでは、強制動員関連の市民団体への訪問と「70年ぶりの里帰り」で返還したご遺骨が安置されている、坡州ソウル市立墓地を訪問します。「東アジア共同ワークショップ」の遺骨発掘と遺族探しの結果、設置された「70年ぶりの里帰り」の墓域を訪問し、追悼式を実施いたします。また、強制動員、強制労働犠牲者を記憶するために設置された銅板「この町の人―踏み石」を訪れると共に、新たに「この町の人―踏み石」を日本と韓国の参加者が一緒に設置する予定です。 この度の“記憶の道、平和の石”の行事を通して、過去を心に刻み、現在を体で体験し、未来を共に開くために努力してきた「東アジア共同ワークショップ」の25年間の活動の意味を皆さんと分かち合い、振り返りたいと思います。
社団法人平和の踏み石 理事長 鄭有盛
写真展及び、特別プログラムについて
1.写真展
“記憶の道、平和の石”―平和の踏み石の記憶の写真展―
2022年11月15日(日)〜11月19日(土)
開館時間:午後12時~18時
場所: サイアートギャラリー
ソウル市チョンロ区ユンボソンギル28
連絡先:02-3141-8842
2. 特別プログラム Ⅰ
『写真と共にするトークコンサート』
1)トークコンサート①
2022年11月19日(土)
14時~15時30分
場所: サイアートギャラリー
ソウル市チョンロ区ユンボソンギル28
殿平善彦(本願寺派一乗寺住職、笹の墓標展示館再生実行委員会共同代表)
鄭炳浩(チョン ビョンホ/漢陽大学 名誉教授、文化人類学者)
2)トークコンサート②
2022年11月19日(土)
15時30分 ~17時
場所: サイアートギャラリー
ソウル市チョンロ区ユンボソンギル28
矢島宰(写真作家、正義記憶連帯)
鄭有盛(チョン ユソン/社団法人平和の踏み石 理事長、 西江大学 名誉教授)
3. 特別プログラムⅡ
『平和フィールドワーク』
1)強制動員関連市民団体訪問
2022年11月18日(金)
14時 ~17時30分
場所:植民地歴史博物館
ソウル市ヨンサン区チョンパロ47ダギル27
戦争と女性人権博物館
ソウル市マポ区ワールドカップブクロ11ギル20
2)記憶の道で「この町の人―踏み石」との出会い
2022年11月19日(土)
10時 ~12時30分
場所:ソウル市庁―鐘路3街―鐘路5街
「この町の人―踏み石」の設置場所訪問(詳細は後日お知らせします。
3) 「この町の人―踏み石」設置及び「70年ぶりの里帰り」の墓域訪問と追悼式
2022年11月20日(日)
10時 ~12時30分
場所:富川、坡州ソウル市立墓地「70年ぶりの里帰り」墓域
詳細は後日お知らせします。
【ご案内】
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上記のプログラム及び内容は、都合により変更される場合があります。
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写真展及び特別プログラムの全体日程表は、申込書をご提出いただいた方にメールで別途お知らせします。
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写真展以外の特別プログラムⅠ、Ⅱでは韓国語と日本語の通訳が提供されます。申込書に通訳が必要か否かをご記載ください。
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参加者は航空券と宿泊をご自身でご手配願います。お問い合わせいただいた場合、交通と宿泊についてのご案内のみご提供いたします。
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参加費は無料ですが、宿泊及び航空券、プログラム中に発生する食費、交通費、貸切バス利用料他は、参加者の自己負担となります。
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特別プログラムⅠ、Ⅱに参加する方は、下記のリンクから必ず申込書を提出してください。
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日本からの参加者のうち、11月20日(日)午後に空港に向う方は、坡州ソウル市立墓地の訪問後、バスで空港(金浦&仁川空港)までお送りいたします。
申込はこちらから
【申込書リンク】 http://m.site.naver.com/12g0Y
主観団体
韓国:社団法人 平和の踏み石
日本:NPO法人東アジア市民ネットワーク、笹の墓標展示館再生実行委員会